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病院薬剤師の職務経歴書テンプレ|認定なしOKの例文と“実績の見せ方”

キャリア

以前、当院の薬剤部長(採用担当)に「採用のとき、書類のどこを見ていますか?」と聞いたところ、答えはシンプルでした。
病院側が短時間で見ているのは、華々しい実績というよりも「安全に任せられるか」「現場に入ってチームで動けそうか(再現性)」の2点が特に判断材料になりやすい、という話でした。

この記事では、認定がなくても伝わりやすい「病棟×安全」を軸に、コピペで作れるテンプレ記入例を用意しました。数字がなくても、頻度・範囲・役割の“代替指標”で強みは十分に表現できます。

また、上級例は感染/ASTに限りません。がん・NST・緩和・腎・糖尿病・精神・周術期・救急など、あなたの専門領域でも同じ型で追記できます(汎用テンプレあり)。感染/ASTは上級例の一例として掲載しています。

結論(まずここだけ押さえればOK)

  • 採用側は「安全性」と「再現性」を短時間で確認することが多いです
  • 数字がなくてもOK:「頻度・範囲・役割」の代替指標で伝わりやすくなります
  • 書き方の順番:まずは病棟×安全で土台 → 該当者だけ専門領域(上級例)を追記(感染/ASTはその一例)

※本記事は一般的な情報提供です。応募先の募集要項・院内規定に合わせて調整してください。

※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。応募・登録を強制するものではありません。合う/合わないはご自身で判断してください。

【病院→病院】薬剤師の職務経歴書テンプレ|認定なしでも書きやすい型と記入例

このテンプレは、病院の採用側が短時間で確認しやすいポイントに合わせて作っています。まずは認定がなくても伝わりやすい「病棟×安全」で土台を作り、該当する人だけ専門領域(上級例)を追記してください(感染/ASTは上級例の一例です)。

  • コピペOK:職務経歴書テンプレ(見出し+書き方)
  • 記入例つき:「病棟×安全」でまとめる例 +(任意)上級例(感染/AST)
  • 取りこぼし防止:感染/AST以外の専門領域でも使える汎用テンプレつき
  • 数字がなくてもOK:代替指標(頻度・範囲・役割)で強みを伝える方法

※認定がなくても問題ありません。数字が出せない場合は「頻度(週◯回/月◯件)・範囲(担当病棟/診療科/薬剤)・役割(主担当/共同/運用支援)」の“代替指標”で伝わりやすくなります。


結論:病院の採用側が見ているのは「再現性」と「安全性」

病院薬剤師の職務経歴書は、盛る必要はありません。その代わり、次の2つが伝わるように書くと通過率が上がりやすくなります

  • 再現性:入職後に同じ成果を再現できそうか(頻度・範囲・役割が見える)
  • 安全性:リスクを見抜き、事故を防ぐ視点があるか(プレアボイド、運用支援、標準化)

つまり、職務経歴書は「やってきた仕事の羅列」ではなく「価値(成果)」が伝わる形に寄せる、というのが一つの考え方です。


採用側が“短時間で見る”ポイント(病院→病院)

  • 職務要約:何が強い薬剤師か(病棟×安全/周術期/専門領域:がん・NST・緩和・腎・DM・精神 など)
  • 実績:数字 or 代替指標(頻度・範囲・役割)で示せているか
  • 病院での役割:病棟・手術室・委員会/チーム(感染/NST/緩和/がん/DM/腎/精神/医療安全など)への関与
  • 教育/発信:新人教育・マニュアル整備・勉強会(発表/論文はあれば加点になりやすい)

この順番で読まれやすいので、この記事のテンプレもこの流れに合わせて設計しています。

先に確認すると迷いにくい(回遊)

テンプレに埋める前に、職務経歴書の「基本の型」を一度見ておくと、書く軸がブレにくくなります。

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※職務経歴書の基本(書き方・見せ方)を確認できます


【コピペOK】職務経歴書テンプレ(病院→病院)

まずは以下をそのままコピペして、埋めるだけで形になります。

1)職務要約(200〜250字)

コツ:病院規模+年数+領域+安全(プレアボイド/監査/運用)を入れる

▼ここからコピペOK(職務要約テンプレ)
  「A:病棟×安全」を必ず埋める → 該当者だけ「B:専門領域(汎用)」を追記 → (任意)「C:感染/AST(例)」を追加してください。

A)まずは全員ここから:病棟×安全(認定がなくてもOK)

約( )床の(急性期/高度急性期/地域包括)病院で( )年、(病棟/調剤/注射/手術室など)に従事。(担当:○○科/○病棟)。処方監査・薬剤管理指導・疑義照会を通じて、腎機能/相互作用/禁忌の観点から安全性を担保。(プレアボイド:年○件 もしくは 月○件程度)対応。(注射監査/運用整備/勉強会/新人教育)にも関与。貴院では(病棟業務の質向上/安全管理の標準化/チーム医療への参画)に貢献したい。

上級例(専門領域)を書いてOKな人チェック(感染/AST以外もここ)

  • チェックが2つ以上当てはまれば「参画・提案」として追記しやすいです
  • □ その領域のチーム/委員会に定期参加している(例:NST/緩和/がん/DM/腎/精神/周術期/救急 など)
  • □ 症例検討やカンファで薬学的評価→提案をした経験がある(同席だけでなく役割がある)
  • □ 介入の頻度を「週○回/月○件程度」などで言える
  • □ 院内の運用整備(手順書/プロトコル/チェックリスト)に関与した

※「同席のみ」「見学のみ」の場合は、表現を「参画」→「支援」にすると安全です。

B)該当者のみ:専門領域の追記(汎用・任意)

▼ここからコピペOK(専門領域の追記テンプレ:汎用)
  感染/AST以外(がん・NST・緩和・腎・DM・精神・周術期など)にもそのまま使えます。

(上のAに追記する形でOK)(領域:____)の取り組みに参画し、(週○回/カンファ月○回)に参加。患者状態(検査値/症状/治療計画)を踏まえ、薬学的評価と処方/支持療法の提案を(月○件程度)実施。(ハイリスク薬の管理/副作用モニタリング/減量・中止提案/服薬支援など)を通じて安全性と治療最適化に寄与。貴院では(領域の質向上/チーム医療の推進/運用の標準化)に貢献したい。

例)領域の入れ方

  • がん(化学療法/支持療法):支持療法提案(月○件程度)/レジメン運用支援(共同)
  • NST:カンファ月○回/栄養評価→提案(月○件程度)
  • 緩和:疼痛・副作用の評価→提案(月○件程度)/カンファ参加(月○回)
  • 腎(CKD/透析):腎機能に応じた用量調整提案(月○件程度)
(任意)C)感染/ASTの上級例(開く)

※感染/ASTの経験がなくても問題ありません。上級例は追記できる人だけでOKです(上の汎用テンプレだけでも十分伝わります)。

▼ここからコピペOK(感染/ASTの追記テンプレ)
    当てはまる人だけ追記してください(当てはまらなければ無理に書かなくてOK)。

(上のAに追記する形でOK)感染対策/ASTの取り組みに参画し、(週○回ラウンド/カンファ月○回)に参加。培養結果・腎機能・感染巣を踏まえた処方提案を(月○件程度)実施。(TDM:年○件)対応。(院内感染対応時の運用整理:共同)にも関与。貴院では(抗菌薬適正使用の推進/ASTの質向上)に貢献したい。

※「対応」や「終息」など断定が強く見える場合は、「運用整理」「周知支援」「問い合わせ対応」などの表現に寄せると安全です。

2)職務内容(担当業務)

コツ:担当部署と役割が分かるように「箇条書き+括弧で補足」

▼ここからコピペOK(担当業務テンプレ)

【担当業務】

・病棟業務/薬剤管理指導(担当:○○科)

・処方監査/疑義照会(安全性確認、相互作用・腎機能等)

・注射業務(混注、監査、体制整備など)

・周術期支援(手術室業務、術前面談、術前休薬確認など)※該当者のみ

・委員会/チーム(感染/NST/緩和/がん/DM/腎/精神/医療安全等)※該当者のみ

・当直/オンコール(頻度:月○回)

3)実績(数字がなければ代替指標でOK)

コツ:「何を」→「どうした」→「結果(安全/最適化/標準化)」で統一

▼ここからコピペOK(実績テンプレ)

【実績】

・プレアボイド:____(例:年○件/月○件程度)→過量/禁忌/相互作用/腎機能未調整の回避

・処方提案:____(例:月○件程度)→病棟での疑義照会・提案(安全性/効果の最適化)

・運用整備:____(例:手順書作成/チェックリスト整備)→標準化と安全性向上

・(専門領域の介入):____(例:支持療法提案/栄養提案/緩和ケア支援 等)→領域の質向上に寄与 ※該当者のみ

・TDM:____(例:VCM 年○件)→投与設計/提案で治療最適化に寄与 ※該当者のみ

・院内対応(必要なら):____(例:院内感染対応時の運用整理)→周知・問い合わせ対応などの運用支援 ※該当者のみ

・教育:____(例:新人指導/勉強会/認定取得支援)→教育体制の整備・定着 ※該当者のみ

4)業績(学会・講演・論文)

コツ:数+テーマだけで十分に強みになります(なければ空欄でもOK)

▼ここからコピペOK(学術活動テンプレ)

【学術活動】※該当者のみ

・学会発表:筆頭( )件/共同( )件(テーマ:____)

・講演:演者( )回(対象:院内/地域/学会)

・論文:掲載( )/採択( )/投稿中( )(テーマ:____)

5)自己PR(300〜400字)

コツ:強み→具体例(頻度/代替指標)→応募先での再現

A)認定がなくても伝わりやすい自己PR(病棟×安全)

▼ここからコピペOK(自己PRテンプレ:病棟×安全)

私の強みは(安全管理×提案力×多職種連携)です。病棟業務において、腎機能・相互作用・禁忌を踏まえた処方確認と提案を継続し、(プレアボイド:年○件/月○件程度 もしくは 監査・疑義照会:月○件程度)を通じて患者安全に貢献してきました。また、(注射監査/手順整備/勉強会/新人教育)など“運用として回す”取り組みにも関与しています。貴院では、安全性を担保しつつ病棟業務の質を高め、再現性のある仕組みとして定着させることに貢献したいと考えています。

B)専門領域に関与している場合の追記(汎用・任意)

▼ここからコピペOK(自己PR追記:専門領域・汎用)

(領域:____)の取り組みに参画し、(週○回/カンファ月○回)で薬学的評価と提案を継続してきました。(副作用モニタリング/支持療法提案/服薬支援/運用整備など)を通じて、領域の質向上と安全性の担保に寄与しました。

【記入例①】認定がなくても伝わりやすい職務経歴書(病棟×安全)

まずは「多くの病院薬剤師が使いやすい型」です。数字がなくても、頻度・範囲・役割で十分に伝わります。

※以下の記入例は一例です。応募先や職場の役割に合わせて、表現・項目・数字は調整してください。数字が出せない場合でも、頻度(週◯回/月◯件)や役割(主担当/共同)などの“代替指標”で伝わりやすくなります。

職務要約(200〜250字)記入例:病棟×安全

約300床の急性期病院で10年、病棟業務と周術期支援に従事。処方監査・薬剤管理指導を通じて、腎機能・相互作用・禁忌の観点から処方確認と提案を継続し、プレアボイド年80件に対応。注射監査や運用整備、勉強会などの運用面にも関与し、安全性の標準化に寄与してきました。貴院では病棟業務の質向上と安全管理の強化に貢献したいと考えています。

職務内容(担当業務)記入例

  • 病棟業務/薬剤管理指導(整形外科)
  • 周術期支援(手術室業務、術前面談 等)
  • 調剤室/注射室業務
  • 当直(月2回)

実績(数字+価値)記入例

  • プレアボイド:年80件(過量・禁忌・相互作用・腎機能未調整などのリスク回避)
  • 処方確認・提案:病棟での監査・疑義照会を通じて、安全性と治療最適化の支援
  • 運用整備:注射監査・手順整備に関与(標準化と安全性向上)

自己PR(300〜400字)記入例:病棟×安全

私の強みは、安全管理を軸にした提案力と、業務を“運用として回す力”です。病棟業務では腎機能・相互作用・禁忌の観点から処方確認と提案を継続し、プレアボイド(年80件)を通じて過量・禁忌・相互作用・腎機能未調整などのリスク回避に貢献してきました。また注射監査や運用整備にも関与し、現場で再現できる形に落とし込むことを意識しています。貴院では、安全性を担保しながら病棟業務の質を高め、標準化と教育を含めた仕組みづくりに貢献したいと考えています。

【記入例②】感染/ASTに寄せた職務経歴書(上級例)

感染/ASTに関与している場合は、ここまで書けると強みになります。応募先が感染/ASTに力を入れている病院なら、この型が刺さりやすいです。

※感染/ASTの経験がなくても問題ありません。採用でまず見られるのは「病棟で安全に回せるか」です。上級例は“追記できる人だけ”でOKです。

職務要約(200〜250字)記入例:感染/AST

約300床の急性期病院で10年、病棟業務と周術期支援に従事。ICT/ASTの取り組みに参画し、週1回のラウンドと定例カンファ(月4回)に参加。培養結果・腎機能・感染巣を踏まえた抗菌薬提案を月25件程度実施。VCMのTDMは年50件、プレアボイドは年80件対応し、安全性と治療最適化に寄与。院内では教育・運用整備にも関与。貴院ではASTの質向上と抗菌薬適正使用の推進に貢献したい。

実績(数字+価値)記入例:感染/AST

  • VCMのTDM:年50件(腎機能・採血条件・感染巣を踏まえた投与設計/提案)
  • 抗菌薬の処方提案(ICT/AST):週1回ラウンド+定例カンファ(月4回)参加、抗菌薬提案を月25件程度
  • 院内クラスター対応:環境調査結果に基づき、消毒薬の選定・運用をICTと協働で整理。現場と連携して対応フローの周知および問い合わせ対応を担い、終息までの運用を支援しました。

数字がないときの“代替指標”チェックリスト

  • 頻度:週○回/月○回/月○件程度
  • 範囲:対象病棟・診療科・薬剤(VCMなど)
  • 役割:主担当/共同/資料作成/運用支援
  • 成果:定着・標準化・安全性向上・治療最適化・再発防止(支援)

まとめ:職務経歴書は「価値」を短く示すほど伝わりやすい

  • 病院→病院は「再現性」と「安全性」が伝わると通過率が上がりやすくなります
  • 数字がなくても「頻度・範囲・役割」の代替指標で強みを表現できる
  • 感染/ASTに限らず、がん・NST・緩和・腎・DM・精神・周術期なども“専門領域(汎用)”の型で追記できる

もし「どこをどう書けば伝わるか分からない」と感じたら、まずはテンプレをコピペして埋めてみてください。数字が揃っていなくても、書き方を変えるだけで“伝わり方”が変わることがあります。

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